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主夫の、
日々、是精進。
イスタンブール風ミンチ丼
合挽きミンチと玉ネギと麺つゆがあれば、
簡単に出来ちゃうミンチ丼

だけど、今日は失敗してしまった。
失敗した理由はミンチが臭かったのだ。

いつも買うお店は、火曜特売なのに、
ミンチの安売りをしてなかったのだ。

仕方なく他の売り場で買ったのだが、
それがそもそもの間違いであった。

玉ネギをくし切りにしてから、
ニンニクを輪切りにして、
ここでショウガを使えばよかったのだが、
今回はショウガが無かったのだ。

サラダ油を張ったフライパンにニンニクを入れて、
香りが出てきたら、ミンチを投入する。

ミンチを投入してしばらくすると、
肉独特の臭みが出てきたのだ。

ヤバイなぁと思って豆板醤を入れてみたが、
その効果は今ひとつで、辛くなっただけだった。
コショウも振ってみたが、無しの礫。

仕方がないので、玉ネギを入れて作り進めたが、
状況は相変わらず。

玉ネギがシンナリしてきたところで、
めんつゆを投入した。

だが、相変わらず肉の臭みを発している。
こうなったら、香辛料に頼るしかない。

しかし、ここでもミスをしたのだ。
本来なら、ナツメグとかオールスパイスとかで、
臭みを取るのが正解だろうと思う。

だが、ナツメグもオールスパイスも無かった。
キッチンに在ったのは「タイム」だけだった。

「臭みよりはマシだろう」

そう思って振りかけてはみたものの、
今度は、タイムの香りが凄くて、
およそ「丼」というイメージの香りでなくなった。

でも、もう取り返しがつかない。
このまま仕上げるしかない。

その他に、味噌汁とレタスのサラダ、
賞味期限の切れたチルド食品の餃子と、
何とかしのげるだけのオカズは作った。

さて、味の方は以下の通りである。

まず、豆板醤でとっても辛くなっていた。
そして、味は紛れも無く「ダシ醤油味」であった。
だが、香りは「タイム」なのである。

実に不思議な料理である。

長男は「エスニック風か?」と言っていたが、
そうではないだろう。

目を開けて食べると「日本の丼」なんだけど、
目を閉じて食べると「欧州の肉料理」の香りがして、
味は「韓国の料理」なのである。

エスニックでも、オリエントでもない。
西洋と東洋の文化が出会った「イスタンブール」のような、
ごちゃ混ぜな料理になってしまったのであった。

名付けて『イスタンブールミンチ丼』なのだ。
…おっと、無国籍料理とは言わないでおくれ~。

ホントは「普通の日本風」で良かったんだけどねぇ…。
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