
今日の冷蔵庫には、2種類のミンチがあった。
早々に主役の登場である。
(何が主役だ?)
1つは、いつもの特売で買った合挽きミンチ。
もう1つは、鶏胸肉のミンチ。
さて、どうしようか?
具材は決まっている。
脇役は、人参、ジャガイモ、玉ネギの3種類。
(誰が脇役じゃ!)
読者の皆さんならもうお分かりだろう。
(誰が「読者」なんだ?)
シチューか、カレーか、というところである。
探偵クン、ここまでの推理は良いかな?
(誰が「探偵クン」なんだ?)
ここで、3人の容疑者を紹介しよう。
(誰が「容疑者」やねん!)
1人目は、色白で乳臭い少女のような「ホワイト」さん。
(クリームシチューのルウのことね)
2人目は、熟成されたコクと味わいの「ブラウン」さん。
(ビーフシチューのルウのことですな)
3人目は、エキゾチックな刺激を持つ「イエロー」さん。
(カレーのルウのことッスね)
さて、この3人の中で僕を魅了したのは、誰?
主役のお肉には、それぞれ制限がある。
合挽きミンチは、ホワイトさんとは相性が良くない。
鶏ミンチとブラウンさんは反りが合わない。
イエローさんは、どちらでも合わせることが出来る。
まだ、結論は出せないかな?
良かろう。
ここで、伏線の2人に登場してもらおう。
1つは「赤ワイン」で、もう1つは「サワークリーム」だ。
「ははぁん、もう解っちゃった」
おやおや、もう解ってしまいましたか。
だが、今しばらくはお静かに。
伏線の赤ワイン君は、ホワイトさんには嫌われている。
ホワイトさんが好きなのは「白ワイン」君だ。
…となると、ホワイトさんはこの時点で脱落だ。
残る伏線、サワークリーム男爵は貴婦人がお好きだ。
だが、異国情緒のスパイシーギャルは苦手である。
そう、そうだ。
その通りだ!
読者の諸君、君の推理は正しかったかな?
(だから、誰が読者やねん!!)
謎解きはこうだ。
主役は「合挽きミンチ」だ。
彼は「肉団子」に姿を替えてフライパンで焼かれ、
鍋の中で煮込まれていった。
それに、脇役の3人がそれに追従していった。
その後、鍋には並々と赤ワインが注がれたのだった。
そして、決め手は「ブラウン」だった。
ビーフシチューのルウが惜しげもなく投入されたのであった。
最後に、食卓にてシチューの上にサワークリームを落とし、
味わい深い「肉団子のブラウンシチュー」となった。
今日は、オールキャストのシチューだったので、
事の外、美味しゅうございました。
こうして『「3つの色」事件』は、無事に解決したのであった。
早々に主役の登場である。
(何が主役だ?)
1つは、いつもの特売で買った合挽きミンチ。
もう1つは、鶏胸肉のミンチ。
さて、どうしようか?
具材は決まっている。
脇役は、人参、ジャガイモ、玉ネギの3種類。
(誰が脇役じゃ!)
読者の皆さんならもうお分かりだろう。
(誰が「読者」なんだ?)
シチューか、カレーか、というところである。
探偵クン、ここまでの推理は良いかな?
(誰が「探偵クン」なんだ?)
ここで、3人の容疑者を紹介しよう。
(誰が「容疑者」やねん!)
1人目は、色白で乳臭い少女のような「ホワイト」さん。
(クリームシチューのルウのことね)
2人目は、熟成されたコクと味わいの「ブラウン」さん。
(ビーフシチューのルウのことですな)
3人目は、エキゾチックな刺激を持つ「イエロー」さん。
(カレーのルウのことッスね)
さて、この3人の中で僕を魅了したのは、誰?
主役のお肉には、それぞれ制限がある。
合挽きミンチは、ホワイトさんとは相性が良くない。
鶏ミンチとブラウンさんは反りが合わない。
イエローさんは、どちらでも合わせることが出来る。
まだ、結論は出せないかな?
良かろう。
ここで、伏線の2人に登場してもらおう。
1つは「赤ワイン」で、もう1つは「サワークリーム」だ。
「ははぁん、もう解っちゃった」
おやおや、もう解ってしまいましたか。
だが、今しばらくはお静かに。
伏線の赤ワイン君は、ホワイトさんには嫌われている。
ホワイトさんが好きなのは「白ワイン」君だ。
…となると、ホワイトさんはこの時点で脱落だ。
残る伏線、サワークリーム男爵は貴婦人がお好きだ。
だが、異国情緒のスパイシーギャルは苦手である。
そう、そうだ。
その通りだ!
読者の諸君、君の推理は正しかったかな?
(だから、誰が読者やねん!!)
謎解きはこうだ。
主役は「合挽きミンチ」だ。
彼は「肉団子」に姿を替えてフライパンで焼かれ、
鍋の中で煮込まれていった。
それに、脇役の3人がそれに追従していった。
その後、鍋には並々と赤ワインが注がれたのだった。
そして、決め手は「ブラウン」だった。
ビーフシチューのルウが惜しげもなく投入されたのであった。
最後に、食卓にてシチューの上にサワークリームを落とし、
味わい深い「肉団子のブラウンシチュー」となった。
今日は、オールキャストのシチューだったので、
事の外、美味しゅうございました。
こうして『「3つの色」事件』は、無事に解決したのであった。
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