主夫の、
日々、是精進。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
同級生の葬儀
昨日、告別式に行ってきた。

いわゆる「お葬式」である。
通夜告別式はセットでお葬式だが、
諸事情で告別式だけ参加した。

親戚が亡くなった訳ではない。
そして、言葉は良くないが年寄りが亡くなった訳ではない。
同級生が亡くなったのだ。

正確に言うと、元会社で働いていた先輩、上司に当たるが、
年齢的には同い年である。
彼は高校を卒して入社、僕は大学を卒して入社という違いだ。

僕がまだ会社に在籍していた頃、
彼は工場の課長として頑張っていた。

僕が退社した後に、病気を患って長期入院し、
退院してからは企画や総務で事務仕事を担当していた。

辞めてからも僕は、元会社から仕事を請け負っているので、
週に1回は会社に行くのだが、時々彼は休んでいる様子だった。

しかし、ここ半年ほどは僕が会社に行っても、
彼の姿を見ることはなかったのだった。

聞いたところによると、抗がん剤を打っていたという。
最初の入院ではの摘出手術だったようだが、
結局、転移してしまったらしいのだ。

そして今週初め、上司から電話をもらったのだ。
「彼が亡くなったよ」と。

告別式には、会社の社長、会長、上司は、
もちろん参列されていたのであるが、それに加えて、
僕と同じように会社を辞めていった人々が数人参列した。
これは、彼が培った人望であろう。

それにしても、彼は数奇な人生を生きたヒトだ。
彼は、男気のある非常にスマートでカッコイイ男だった。
男女問わず、彼の人となりには好感が持てた。

だが、彼はが深かったのだろう。
その為に、を患うことになったのだと、
僕はそう思っている。

というのも、男女関係ついては紆余曲折があったようなのだ。
詳しい経緯はハッキリと分からないけれど、
会社の事務員だった最初の奥さんとは子どもを儲けたが離婚し、
会社の事務員だった娘と再婚してまた子どもを儲けた、
ということらしいのだ。

「事実は小説よりも奇なり」というが、
彼の恋愛人生は、本当にドラマだったようだ。

悲しみを誘うのは彼のはそれだけでない。
彼が残した幼子が葬儀場を無邪気に駆け回る姿があったからだ。

幼稚園に通う彼の長男が、出棺の時なって初めて、
全てを悟ったように急に泣き出したのには、
葬儀に立ち会った人々の涙を更に誘うことになった。

「若過ぎる、あまりにも若過ぎる」
「子どもが幼過ぎる。もう少し生きられなかったのか」」
「若い人は先にんではいかん」
そんな声が、周りで囁かれていた。


僕は、これで3回目である。
同級生に接したのは。

最初は、結婚してすぐの時だった。
隣家の、幼馴染の同級生が交通事故で亡くなったのだ。
崖から車ごと転落したのだった。

隣の幼馴染は、成績優秀で僕とは出来が違っていた。
さぞかし素晴らしい人生を歩むのだろうなぁと、
僕はおぼろげに思っていたのだが、実際はそうでなかった。

事実は、隣の幼馴染は交通事故で人生の終焉を向え、
その時の僕は結婚したてで順風満帆だった。

その時、僕はこう思ったのだ。
「人生ってどうなるものか、分からないモノなんだ」
「本当に人生の一寸先は闇だ。何が待っているか分からない」


2回目は、高校の同級生だった。
40代を前にして、バイクでの事故
彼には、奥さんもいて、子どもも2人儲けていた。
確か、僕の子ども達と同じ年くらいだったと思う。

会社を辞めて、昔からやりたかった演劇役者を志した、
矢先の出来事だった。

アルバイトに行く途中でのバイク事故。
トラックと衝突したらしいが、彼に非はなかったという。

彼と僕とは高校の腐れ縁で、別々の大学に進学したのだが、
時々会って、酒を酌み交わした仲だった。

お互い、結婚して子どもを儲けてからは、
昔ほど頻繁に会うことはなかったのだが。

彼も好き勝手なことをやってきたヤツだ。
だからと言って、家族を残して召されるなんて…。

僕は、運命の悪戯に嫌悪した。

何時、何処で、どんな状況で会っても
「おぅ」「よぉ」と言って挨拶できる、
親友』を僕は失った。

あの世に僕が行かない限りは逢えないのだ。
僕は、そこに人生の無常さを感じた。


3回目の今回、僕が感じたのは病気と健康である。

今のところ、多少のメタボではあるけれども、
然したる病気もなく、つつがなく生活して暮らしている。
そして、子ども達もつつがなく成長している。

そのことに対して、感謝しなければと思うのだ。
そして、早くんではいけないとも思った。


改めて、3人の同級生の安らかな冥福を祈りたい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2007-2011 ship-papa "主夫の、" all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。