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主夫の、
日々、是精進。
夏のシチュー
今日の晩御飯は、肉団子のシチュー

ちょっと変でしょ?
普通、シチューは冬の食べ物と思いますからね。

こうなったのには、少々の事情が。
…といっても、そんな大袈裟な理由ではない。

月曜日に、女房がハンバーグを作ったばかりなのに、
火曜日の特売でミンチを買っちゃったのである。

さすがに、一昨日食べたハンバーグを、
食べる気も作る気にもならなかった。

だが、ミンチは足が速い。
…解っていると思うけど、ミンチは走ったりしないよ。

ミンチは傷むのが早いから、
早く使うことに越したことはない。

日が経てば経つほど、香辛料をたくさん使って、
独特の臭みを押さえないといけなくなる。

後で考えたら「そぼろ」とかの料理もあったのだが、
ミンチだけの料理で、他に野菜などの料理が、
何品か必要になってくる。

ミンチがメインでボリューム感のある料理って、
なかなか思い付かないものだ。

肉団子のカレーという手段もあったが、
先週、女房がカレーを作ったので、これもボツ。

それじゃあ、ハヤシにするか。
いやいや、どうせデミグラス風にするなら、
ちゃんとしたビーフシチューのルウを使うべきだ。

出掛けたついでに、スーパーに寄って、
「こくまろ・ビーフシチュー」を買った。


さて、作り方はいつも通り。

ニンジンは皮をむいて、ちょっと大き目の乱切りに。
玉ねぎも、ちょっと大き目のクシ切りに。
ジャガイモは小芋ばっかりなので、皮をむいたらそのままで。

いつも、コトコトと煮ていると、
いつのまにか、ジャガイモは崩れ、玉ねぎは溶けて、
ニンジンと肉と、崩れずに残ったジャガイモしかない。

今日は大胆に、大きめにザックリと切ってやった。
あー、なんか爽快な気分であった。

ミンチの方は、玉ねぎのみじん切りを混ぜ合わせ、
そこに、塩、コショウ、ナツメグを振り掛け、
最後に溶き卵を入れて、粘りが出たら肉団子の完成。

32等分した肉団子を、強火のフライパンで焦げ目を付ける。
中まで火が通らなくても、焦げ目が付けばOK。
鍋の底に並べておく。

同じフライパンを洗わずに、野菜を炒める。
肉汁と肉から出た脂を野菜に絡ませる。
今回は、玉ねぎの存在感を出したいので、
余り深く炒めずに、肉団子の鍋に入れる。

水を入れて煮込み開始。
だが、今日はちょっとスペシャル。
ここに「赤ワイン」を投入したのだ。
しかも、いつもよりちょっと高いワインなのだ。
飲んでも美味しいワインを惜しげもなく。

実は、フルボディの赤ワインで渋みがキツイのだ。
女房は美味しいと飲んでいたが、僕はちょっと…。
そんな訳で、惜しげもなく投入したのだ。

アクを取って、グツグツと煮込んでいる最中の鍋を前に、
チビリチビリとワインをすすりながら、しばし待つ。
…結局、飲んでいるんだけどね、ワイン。

20分ほど煮込んで、しばし火を止める。
そして、ビーフシチューのルウを溶かし込む。
もう1度火を入れて、グツグツしたら完成である。


お味の方が、肉に付けた塩が多くてちょっとしょっぱかった。
だけど、夏の日差しで塩分が足りない身体には、
丁度いい加減の味具合。

赤ワインが効いていますな。
デミグラに芳醇な深みを感じますね~。

いやー、美味、美味。

いつもはどっか失敗していて、
美味しさも半減するのだが、
今日は自画自賛だなー。

女房も3杯目をご飯に掛けて食べていた。
長男も次男も食いまくっていた。

お陰で、シチューの残りはわずか、
ご飯も僅かしか残っていなかった。


「夏のシチューだ!」と半ば強引だったけど、
これはこれで美味しいものだと認識した。

冷房の効いた部屋で熱々のシチュー、これもまた良し。
今日も美味しゅうございました。
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2008/08/21 (木) 20:31:14 | | #[ 編集]
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