
今日は、コンサート日和。
今回は、舞台の上からの鑑賞ではなく、
久しぶりに観客席からの鑑賞である。
「Passion ~情熱~」と題されたそのコンサートは、
ミュージカルソーを演奏する「サキタハヂメ」と、
マリンバ奏者2人とピアニスト1人の女性3人組「凛」の
ジョイントコンサートである。
いつもは長男と2人でコンサートに行くのだが、
今日は女房と次男を加えて家族4人での鑑賞となった。
というのも、今回の出演者の「凛」のうち、
マリンバ奏者2人は姉妹で、その2人の母親が、
実は、長男のピアノの先生なのだ。
その関係で、チケットがちょこっと安く手に入ったので、
家族全員でコンサートに来たのである。
それに、彼女達は、今、次男がピアノを習っている先生の
お弟子さんでもあるのだ。
だから、長男のピアノを習い始めて最初の発表会の時には、
彼女達も一緒に発表会に出ていたのだ。
そんな彼女達も、ヨーロッパのマリンバコンクールで2位に入賞し、
再来月には、関西でコンサートをするそうだ。
う~ん、もう「プロ」なんだなー。
…ちょっと感慨深いものがありますな。
ここ2,3年、彼女達の演奏会には行っていないので、
楽しみだったが、期待に反せず素晴らしい演奏だった。
当たり前のことだが、一皮も二皮もむけた演奏になっていて、
音がキレイだし、トレモロは更に磨きがかかっていた。
何とも言えない2人のマリンバのハーモニーを、
ピアノの伴奏が支えて、いやー、よかったなー。
さて、サキタハヂメさんのノコギリ演奏は、
最近よく、テレビでも見かけるようになった。
9月中旬以降に「誰でもピカソ」に出演されるそうで、
ご覧になりたい方は、テレビ欄をチェックしてくださいませ。
でも、生で聴くノコギリの音はいいですねー。
本人いわく「眠くなる音色」とおっしゃっていたが、
興味津々で見入ってしまいました。
関西人らしい楽しいトークのMCも楽しかった。
もちろん、演奏はピカイチ。
ノコギリ音楽世界大会で2回優勝は伊達じゃないっ!
居眠りなんかしている暇がありませんでしたよ。
それに、サキタさんのバックでピアノ伴奏をしていた、
「丹 千尋」さんが良かった。
いろんなピアノの演奏や伴奏を聴いたけれど、
今までとは違う音色を感じた。
サキタさんのノコギリの音色の影響で、
そう感じたのかもしれない。
だけど、心に染み入るいいピアノの音であった。
2組の、それぞれ単独の演奏が終わった後、
アンコールのような形で、凛とサキタさんの合同演奏となった。
1曲目は、サキタさんとマリンバ2人。
2曲目は、サキタさんと凛の3人。
そして3曲目は、サキタさんと凛3人と丹さんが加わっての演奏。
段々と、音に厚みが加わってくるのである。
最後の曲は「千の風になって」だったが、
柔らかいノコギリの音色と、軽快なトレモロのマリンバとが、
優しく溶け合い、ピアノ2人の連弾がその音色を支えて、
何とも言えない、素晴らしい演奏であった。
演奏後、会場のロビーで長男のピアノの先生に挨拶した。
「久しぶりに聞きましたけど、とてもよかったです」
恥ずかしがって挨拶しない長男に替わって、僕がそう言った。
「そうですか。ありがとうございます」
「長男クンも頑張ってくださいね」
先生は、そう言葉を返してくれた。
長男は照れ笑いをしていた。
久しぶりのコンサートだった。
舞台の上で未熟ながらも演奏することの方が多かった最近、
観客席でジックリ座って、美しい演奏を聴くのも、
大事なことだなーと思わせてくれた。
とても楽しくて、心踊ったコンサートであった。
今回は、舞台の上からの鑑賞ではなく、
久しぶりに観客席からの鑑賞である。
「Passion ~情熱~」と題されたそのコンサートは、
ミュージカルソーを演奏する「サキタハヂメ」と、
マリンバ奏者2人とピアニスト1人の女性3人組「凛」の
ジョイントコンサートである。
いつもは長男と2人でコンサートに行くのだが、
今日は女房と次男を加えて家族4人での鑑賞となった。
というのも、今回の出演者の「凛」のうち、
マリンバ奏者2人は姉妹で、その2人の母親が、
実は、長男のピアノの先生なのだ。
その関係で、チケットがちょこっと安く手に入ったので、
家族全員でコンサートに来たのである。
それに、彼女達は、今、次男がピアノを習っている先生の
お弟子さんでもあるのだ。
だから、長男のピアノを習い始めて最初の発表会の時には、
彼女達も一緒に発表会に出ていたのだ。
そんな彼女達も、ヨーロッパのマリンバコンクールで2位に入賞し、
再来月には、関西でコンサートをするそうだ。
う~ん、もう「プロ」なんだなー。
…ちょっと感慨深いものがありますな。
ここ2,3年、彼女達の演奏会には行っていないので、
楽しみだったが、期待に反せず素晴らしい演奏だった。
当たり前のことだが、一皮も二皮もむけた演奏になっていて、
音がキレイだし、トレモロは更に磨きがかかっていた。
何とも言えない2人のマリンバのハーモニーを、
ピアノの伴奏が支えて、いやー、よかったなー。
さて、サキタハヂメさんのノコギリ演奏は、
最近よく、テレビでも見かけるようになった。
9月中旬以降に「誰でもピカソ」に出演されるそうで、
ご覧になりたい方は、テレビ欄をチェックしてくださいませ。
でも、生で聴くノコギリの音はいいですねー。
本人いわく「眠くなる音色」とおっしゃっていたが、
興味津々で見入ってしまいました。
関西人らしい楽しいトークのMCも楽しかった。
もちろん、演奏はピカイチ。
ノコギリ音楽世界大会で2回優勝は伊達じゃないっ!
居眠りなんかしている暇がありませんでしたよ。
それに、サキタさんのバックでピアノ伴奏をしていた、
「丹 千尋」さんが良かった。
いろんなピアノの演奏や伴奏を聴いたけれど、
今までとは違う音色を感じた。
サキタさんのノコギリの音色の影響で、
そう感じたのかもしれない。
だけど、心に染み入るいいピアノの音であった。
2組の、それぞれ単独の演奏が終わった後、
アンコールのような形で、凛とサキタさんの合同演奏となった。
1曲目は、サキタさんとマリンバ2人。
2曲目は、サキタさんと凛の3人。
そして3曲目は、サキタさんと凛3人と丹さんが加わっての演奏。
段々と、音に厚みが加わってくるのである。
最後の曲は「千の風になって」だったが、
柔らかいノコギリの音色と、軽快なトレモロのマリンバとが、
優しく溶け合い、ピアノ2人の連弾がその音色を支えて、
何とも言えない、素晴らしい演奏であった。
演奏後、会場のロビーで長男のピアノの先生に挨拶した。
「久しぶりに聞きましたけど、とてもよかったです」
恥ずかしがって挨拶しない長男に替わって、僕がそう言った。
「そうですか。ありがとうございます」
「長男クンも頑張ってくださいね」
先生は、そう言葉を返してくれた。
長男は照れ笑いをしていた。
久しぶりのコンサートだった。
舞台の上で未熟ながらも演奏することの方が多かった最近、
観客席でジックリ座って、美しい演奏を聴くのも、
大事なことだなーと思わせてくれた。
とても楽しくて、心踊ったコンサートであった。
スポンサーサイト


この記事へのコメント
家族揃ってコンサート・・・いいですね~。
我家ではちょっとありえないスチュエーション・・・。
(ミュージカルでも居眠りした事があるワタシ・・・。)
しかし生のノコギリの音!
TVでは見たことあるけど、どっちかっていうと
「芸」をみてるような感じでした。
マリンバとピアノと・・・????
どんな音になるんでしょ?
我家ではちょっとありえないスチュエーション・・・。
(ミュージカルでも居眠りした事があるワタシ・・・。)
しかし生のノコギリの音!
TVでは見たことあるけど、どっちかっていうと
「芸」をみてるような感じでした。
マリンバとピアノと・・・????
どんな音になるんでしょ?
コメント、ありがとうございます。
>かえるのりんりんさん
いつも家族で、って訳ではないんですよ。
感覚としては、発表会の延長みたいな感じでした。
ピアノの先生も一緒でしたから。
大丈夫です、うちも似たようなものです。
僕と長男は、聞き耳を立てていましたけど、
女房と次男は、寝息を立てていましたから。
サキタさんは、ノコギリ音楽を始めて19年だそうです。
ピアノやマリンバと音程を即座に合わせられて、
しかも、楽曲を奏でることが出来るというのは、
単なる「芸」ではなくて「芸術」の域だと思います。
女房も「よくピアノと音が合うわね」と、
感心していました。
マリンバとノコギリの共演は不思議な響きの音で、
今までに聴いたことのない合奏でした。
世界初かもしれません? (ちょっと大袈裟)
また、お越しくださいませ。
>かえるのりんりんさん
いつも家族で、って訳ではないんですよ。
感覚としては、発表会の延長みたいな感じでした。
ピアノの先生も一緒でしたから。
大丈夫です、うちも似たようなものです。
僕と長男は、聞き耳を立てていましたけど、
女房と次男は、寝息を立てていましたから。
サキタさんは、ノコギリ音楽を始めて19年だそうです。
ピアノやマリンバと音程を即座に合わせられて、
しかも、楽曲を奏でることが出来るというのは、
単なる「芸」ではなくて「芸術」の域だと思います。
女房も「よくピアノと音が合うわね」と、
感心していました。
マリンバとノコギリの共演は不思議な響きの音で、
今までに聴いたことのない合奏でした。
世界初かもしれません? (ちょっと大袈裟)
また、お越しくださいませ。
2008/08/19 (火) 13:37:23 | URL | ship-papa #X8FGDHR.[ 編集]

| ホーム |