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主夫の、
日々、是精進。
初代ピアノの先生
午前中の仕事が押して、午後3:00頃に帰宅した。
洗濯物を取り込んだり、夕食の段取りをしていると、
長男が帰ってきた。

いつもより2時間も早い。
学校職員の研究会で部活無しの5時限での帰宅だったという。

夕食の段取りが終わって、ひと段落した頃に、
次男が帰ってきた。

次男が帰って来ると、レッスンに行く時間となった。
昨日は次男のピアノのレッスン日だったのだ。

そこで、長男もピアノのレッスンに連れて行くことにした。
次男のピアノ先生は、長男にとって最初の先生なのだ。


次男のレッスンが終わって、長男がレッスン室に入って行くと、
先生の一言目は「大きくなったねー」であった。

長男にピアノを弾かせて、成長の度合いを見てもらった。
とりあえず1曲弾き終わると、先生は、
「もっと、心地よい調べを聞かせてください」
とおっしゃった。
先生のリクエストに応えて、もう2,3曲を弾いた。

「成長したねー」
「右手と左手のバランスが良くなった」
「指がよく動いている」

「頑張ってるって感じ、よく分かりますよ」
「その調子で頑張ってくださいね」

帰りの車の中で、長男が呟いた。

「楽譜を見て、すぐにポロンと弾けるようになりたいな」

なかなか難しいのだよ、それは。

先生も言っていたけれど、
たくさんの曲を弾いて、たくさんの時間を掛けて練習して、
そうして初めて、初見の楽譜でも弾けるようになるんだそうだよ。

まだまだ努力が足りないのだよ、多分。

「そっか、もっと弾かなきゃなぁ」

長男はひとり、頷いていた。


帰り際に先生は、
「また来て、ピアノを弾いてってね」
と優しく声を掛けていただいた。

ちょっと心躍った時間を過ごせた。


たまには懐かしい場所に帰るのもいい。
そうして、自分の原点を確かめることが大切だと感じた。
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