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主夫の、
日々、是精進。
告別
昨日の『お嬢の容態』の記事で、
我が家のお嬢「ビチ」さんの具合が、
あまりよろしくないことをお伝えした。

だが、記事をアップしたおよそ2時間後の、
2010年10月1日午前1:50に、
我が家のお嬢「ビチ」さんは、
天国へ旅立ったのであった。

享年13歳。

1ヶ月どころか、1週間も、1日すら、もたなかった。

全く考えも及ばなかった。
こんなに早いとは…。

あっという間の出来事で、
ホントに突然の出来事だったのだ。

天を仰ぐように前足で立ち上がったと思ったら、
急に嘔吐をするような仕草をして倒れこみ、
そのまま、事切れるように息を引き取ったのだ。

全く動かなくなったけれど、
温か味が残るビチさんの身体。

しかし、5分、10分と時間が経過するごとに、
生気が抜けるように冷たくなっていった。

夜中なのに、家族4人が集まって、
ビチさんの遺体を囲んで、みんなで号泣き。
思い出話も出来ないくらいであった。

一晩経って、やっぱりビチさんは、
箱の中で昨日からの姿を変えずに、
でも、スッカリ冷たくなった身体を、
横たえていた。

女房は職場へ、長男と次男は学校へと出掛けた。
残った僕は、斎場へ電話をした。

ペットも火葬してくれるそうだが、
骨を拾うことは出来ないという。

どうしようかと考えた末に、
ビチさんの「ヒゲ」を切った。
せめてもの「形見」として。

ビチさんの遺体斎場へ持って行くと、
実に事務的に処理されたのであった。

書類に必要事項を書き込み、
それから、処理施設へ案内された。

ペット用の祭壇が用意されていて、
そこにビチさんの遺体を安置して、
線香1本をあげて手を合わせた。

合掌を終わると、斎場の職員に
「ご苦労様でした」と告げられ、
僕はそそくさと斎場を後にした。

今日は仕事の日だったので、
そのまま仕事に行って、夕方に帰宅した。

帰宅した時、何となく寂しかった。

余りにも家の中が静まり返っていたからだ。
ホントに、耳鳴りが聞こえそうなくらいだった。

そこで初めて、
「あぁ、ビチさんは居なくなったんだ」
と実感した。

しばらくはちょっと寂しいだろう。
それも仕方がないだろう。

最後に、ビチさんの遺影をご覧くださいませ。

101001_iei.jpg


皆様にお詫びを。

「励ましをお願いします」と言っておきながら、
ビチさんが逝去する事態となってしまいました。

昨日の記事をお読みいただいた時にでも、
それぞれの心の中で「ビチ」さんに対して、
励ましていただいただろうことに感謝をしつつ、
このような事態になったことに対しまして、
謹んでお詫び申し上げます。
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