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主夫の、
日々、是精進。
他人だけど息子
昨日は、僕を息子のように思ってくれている、
元会社の元上司のところへ行ってきた。

パソコンを替えたんだけど、ネットにつながるかな?」

一昨日、久しぶりにそんな電話をもらったのだ。

状況を説明してもらってから、ネットで検索して、
いろいろ調べた結果をFAXで送ってからもう一度電話をした。

「ダメなら、明日、そちらに行きますから」

そして、昨日の朝に電話をするとこんな反応だった。

「やっぱり、ダメみたいだ」

すかさず、僕はこう答えた。

「じゃあ、ヤッパリ行きます」

元上司のお宅に到着すると、丁重な出迎えを受けた。
奥さんも、にこやかに迎え入れてくれた。

「お元気にしてました?」

積もる話をしつつ、パソコンの設定に取り掛かった。

ある程度の下調べをしたつもりだが、
どうにも肝心な部分は、依然としてブラックボックスのまま。

四苦八苦していたが、どうにも上手くいかないので、
違う方法でネットにつなぐことは出来た。

ここまでで2時間弱が過ぎて、お昼になった。

「何もないけど、ご飯食べてくださいな」と、
奥さんが声を掛けてくれた。
お言葉に甘えて、お昼ご飯をいただいた。

「お口に合うかしら?」と尋ねる奥さんに、
僕は「据え膳上げ膳が一番のご馳走です」と言うと、
奥さんはケラケラと笑っていた。

コーヒーをいただいた後、しばらくはまた四方山話をしていたが、
やっぱり、すっきりした形でパソコンをセッティングしたいので、
パソコンの前に戻った。

とにかくネットを検索して、何かのヒントを探す必要がある。
パソコンやモデムのメーカーサイトを検索しまくった。

すると、意外なところで設定の手順書を見つけたのだ。
とにかく「駄目で元々」である。

手順書を参考にしながらやってみると、
「あれあれぇ~」という間に設定が完了してしまった。
実に呆気なかった。

「さすがですなぁ」

元上司にそう言われて、ちょっと照れ臭かった。

これが最初から出来ていれば、
僕も、もう少し誇らしげだったのだが。

ま、そこはそれ、仕方がない。
そーゆー経過が無ければ、辿り着かなかったことだから。
これで一段落、ホッと胸を撫で下ろした僕であった。

「今度はゆっくり、遊びに来てちょうだいね」

奥さんにそう言われて、元上司のお宅を後にした。

久しぶり、そう、半年以上もご無沙汰していたけれど、
そんな時間を感じさせない再会だったし、
以前と変わらない、楽しい時間を過ごせたことに、
ちょっと心がウキウキとしたのだった。
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