暖かな日の午後、今日はベルの合同練習だった。
予定時刻のちょっと前に着いて、しばらく待った。

やがてメンバーが集まってきたので、
練習場に入って準備をした。

ベルを自分の決めたポジションに置いて、
楽譜を広げて準備完了。

普通、ミュージックベルの演奏は
1人に付き1つか2つのベルを持って演奏し、
人数でカバーするのだ。

だが、総勢6名のグループでは、
ベルの持ち替え無しでの演奏は難しい。

1人が複数のベルを担当して、
ベルを持ち替えて演奏するしかないのだ。

だから、ベルの位置は重要なのだ。
左から順番に低い音からベルを並べる訳ではない。

楽曲と割り当てられたベルによって、
ベルを鳴らす頻度が全然違うのだ。

それに人間には「利き手」がある。
頻度の高いベルは利き手で持った方が
タイミングよくキレイな音で鳴らせるのだ。

楽曲の流れによっては、ベルを持ち替える頻度も違う。
だから、余裕を持って演奏できるように、
ベルの並べ方を考えておく必要があるのだ。

昨日、楽譜に書き込んで事前練習をした成果もあって、
いきなり前半の部分の合奏をしたのだが、
それなりな演奏が出来上がってしまった。

タイミングや音符の取り方がバラバラな部分があったので、
そこを調整や修正したくらいだった。
思ったより上手く演奏できたなーという印象だった。

前半の部分練習は特に問題はなかった。
後半の盛り上がる部分で、若干早くなるのを何とかすれば、
そこそこの演奏になりそうであった。

通しで何回か演奏して良さ気な雰囲気。
いい感じで今日の練習は終りになった。

来週もう1回合同練習をして、
発表会当日の午前中のリハーサルを経て、
本番の演奏となる訳である。

毎年のことながら、上手く出来るかどうかが不安だ。
でも、どちらかというと「余興」に近いから、
気分的にはとっても楽なんだけどね。

本番で楽しく演奏できることを願って、
時間があったら練習しましょ。