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主夫の、
日々、是精進。
餡かけか、ソースか
実は、昨日の段階で今日の夕食のメニューは決まっていた。
それは、焼きそばである。

焼きそばと一口に言ってもいろいろとある。

定番の、ソース焼きそば
そのバリエーションの、塩焼きそばやしょう油焼きそば
変わったところでは、麺を油で揚げてから、
トロミを付けた野菜炒めを掛けた餡かけ焼きそば

昨日の餃子を食べ終えた直後、次男に
「明日の夕食の焼きそばは、どんな焼きそばがいい?」
と訊いてみたのだ。

すると、もっともな答えが返ってきた。

「今、夕食を食べたばっかりだよ~」
「明日の夕食なんて考えられないよ~」

それでも僕は食い下がった。

餡かけ焼きそばか、ソース焼きそばか、どっちだ?」

やっぱり、もっともな反応が返ってきた。

「だ・か・ら! 明日、学校から帰ったら決めるって!」

冷静になって考えると、僕の方が変なのだが、
少し意固地になっていたようである。

「ん、分かった。じゃ、明日な」

問題は持ち越しになった。


そして今日、学校からかえってきた次男は
このように答えた。

ソース焼きそばでお願いします。ただし…」

次男は条件を付けてきたようだ。

「ただし、天カスをいっぱい入れてね」

よーし、分かった。
幸いなことに、天カスのストックはたくさんあった。

いつもなら、具は豚肉とキャベツとネギくらいだが、
今日は奮発して、ピーマンとニンジンも入れた。

ここにモヤシがあると一段とボリュームアップするのだが、
昨日の餃子の付け合せに炒め物で使ってしまった。

まずは豚肉を炒めて、ニンジン、ピーマン、ネギの順で入れ、
最後にキャベツを多めに投入して炒め続ける。

キャベツがシンナリしたところで、
蒸し麺をほぐしながら入れ、ソースを掛けて炒め蒸しにする。

ソースが少し残っている状態の時に、
天カスを振り掛ける。
次男の焼きそばには大量に掛けてあげた。

最後にお好み焼きソースを全体にあえてから皿に盛る。
削り節と青海苔と紅しょうがをトッピングして出来上り。


コッテリと、麺と野菜にソースを吸った天カスが絡み、
ソースを吸った天カスはまるでよく焼けた肉のようで、
ピーマンのほろ苦さとキャベツのシャキシャキ感が、
堪りませんでした。

自分で作っておきながら「おっいしー!」と叫ぶのは、
変でしょうかね?

今日も美味しゅういただきました。
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