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主夫の、
日々、是精進。
エレクトリカルショー
毎日、ホント、暑いですね。

でもここ2,3日は、夜にが降って
少し涼しくなった感じがある。

と言っても、ほとんど

「遠くで光ってるなー」とか、
「おお、稲妻が」なんて楽しんでいる。

光ってから音が聞こえるまでの秒数を数えて、
おおよその距離を計算したりして楽しい。

秒数に300を掛ければ、およその距離が出る。
「20秒くらいだから、6kmくらいかな」なんてね。

音も「ゴロゴロ、ゴロゴロ」のうちはいいが、
「ドッシャーン、ガラガラ」だと心理的によくない。

の降り方も半端じゃないね。
すぐに「大洪水警報」が出たりする。

こちらは田舎だからすぐに鉄砲水になることはないが、
それでも、激しいで増水することはある。

さっきまで、雨とが激しかったが、
もう止んでしまった。


雨が降り出す前に、
あまりにも窓の外がピカピカしているので、
次男と稲妻が光るのを見に、外に出た。

空のあちこちで白く光っていた。
時々、稲妻が走った。

「凄いね。枝分かれして光ってるよ」

次男はちょっと興奮気味。
だけど、ちょっと怖いようで、

「もう中に入ろうか」

と時々口にする。

「まだ大丈夫だよ。雨が降ってないから」

ぼくがそう言うと、勇気を奮って
その場で頑張っていた。

白く輝く稲妻が走ると、
目の中に残像が残る。
大自然が創り出す、一瞬の造形美。

そのうちに大粒の雨が落ちてきた。

「さあ、降って来たから家に入ろう」

そう言うと、次男は黙って足早に
玄関に急いだ。

「あー、怖かったんだー」

次男を冷やかすと、

「違うよ、雨にぬれそうだったからだよ」

と言い訳していた。

家の玄関で長男と女房が迎えてくれた。

「外で何やってたの?」と訊いたので、
を見ていたんだよ」と答えた。

「凄いね。空は光ってるね」と女房。
「おぉ、光ってる、光ってる」と長男。


「これがホントの『エレクトリカルショー』だよ」

そう言うと「ホントだね!」と家族全員が納得した。

美しくもちょっと怖い、天気ショーでした。
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