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主夫の、
日々、是精進。
パッションなコンサート
今日は、コンサート日和。

今回は、舞台の上からの鑑賞ではなく、
久しぶりに観客席からの鑑賞である。


「Passion ~情熱~」と題されたそのコンサートは、
ミュージカルソーを演奏する「サキタハヂメ」と、
マリンバ奏者2人とピアニスト1人の女性3人組「」の
ジョイントコンサートである。

いつもは長男と2人でコンサートに行くのだが、
今日は女房と次男を加えて家族4人での鑑賞となった。

というのも、今回の出演者の「」のうち、
マリンバ奏者2人は姉妹で、その2人の母親が、
実は、長男のピアノの先生なのだ。

その関係で、チケットがちょこっと安く手に入ったので、
家族全員でコンサートに来たのである。

それに、彼女達は、今、次男がピアノを習っている先生の
お弟子さんでもあるのだ。
だから、長男のピアノを習い始めて最初の発表会の時には、
彼女達も一緒に発表会に出ていたのだ。

そんな彼女達も、ヨーロッパのマリンバコンクールで2位に入賞し、
再来月には、関西でコンサートをするそうだ。

う~ん、もう「プロ」なんだなー。
…ちょっと感慨深いものがありますな。

ここ2,3年、彼女達の演奏会には行っていないので、
楽しみだったが、期待に反せず素晴らしい演奏だった。

当たり前のことだが、一皮も二皮もむけた演奏になっていて、
音がキレイだし、トレモロは更に磨きがかかっていた。

何とも言えない2人のマリンバのハーモニーを、
ピアノの伴奏が支えて、いやー、よかったなー。


さて、サキタハヂメさんのノコギリ演奏は、
最近よく、テレビでも見かけるようになった。

9月中旬以降に「誰でもピカソ」に出演されるそうで、
ご覧になりたい方は、テレビ欄をチェックしてくださいませ。

でも、生で聴くノコギリの音はいいですねー。
本人いわく「眠くなる音色」とおっしゃっていたが、
興味津々で見入ってしまいました。

関西人らしい楽しいトークのMCも楽しかった。
もちろん、演奏はピカイチ。
ノコギリ音楽世界大会で2回優勝は伊達じゃないっ!
居眠りなんかしている暇がありませんでしたよ。

それに、サキタさんのバックでピアノ伴奏をしていた、
「丹 千尋」さんが良かった。

いろんなピアノの演奏や伴奏を聴いたけれど、
今までとは違う音色を感じた。
サキタさんのノコギリの音色の影響で、
そう感じたのかもしれない。
だけど、心に染み入るいいピアノの音であった。


2組の、それぞれ単独の演奏が終わった後、
アンコールのような形で、とサキタさんの合同演奏となった。

1曲目は、サキタさんとマリンバ2人。
2曲目は、サキタさんとの3人。
そして3曲目は、サキタさんと3人と丹さんが加わっての演奏。
段々と、音に厚みが加わってくるのである。

最後の曲は「千の風になって」だったが、
柔らかいノコギリの音色と、軽快なトレモロのマリンバとが、
優しく溶け合い、ピアノ2人の連弾がその音色を支えて、
何とも言えない、素晴らしい演奏であった。


演奏後、会場のロビーで長男のピアノの先生に挨拶した。

「久しぶりに聞きましたけど、とてもよかったです」
恥ずかしがって挨拶しない長男に替わって、僕がそう言った。

「そうですか。ありがとうございます」
「長男クンも頑張ってくださいね」
先生は、そう言葉を返してくれた。
長男は照れ笑いをしていた。


久しぶりのコンサートだった。

舞台の上で未熟ながらも演奏することの方が多かった最近、
観客席でジックリ座って、美しい演奏を聴くのも、
大事なことだなーと思わせてくれた。

とても楽しくて、心踊ったコンサートであった。
梅干の「しそ」チャーハン
今日は午前中、仕事なのよ。
お盆なのに、仕事。
ま、数少ない仕事なので、仕方がないか。

女房は午前中、子ども達の宿題監視。
ちゃんとやってるかどうか、見張ってる役目ね。

お昼ちょっと前に帰ってくると、
長男は作文をやり終えたので、ピアノを練習していた。
次男は、少々ダレながらも自主ノートをやっつけ中だった。

「おぉ、ちゃんとやってるなー」
「ところで、かーちゃんは?」

長男と次男が指差す畳の部屋を見ると、女房が爆睡中。
ありゃりゃ、これでは監視になってないよ~。


さて、本日の昼食は、チャーハンと決まっていた。
なぜかと言うと「梅干しそ」を使う予定だったからだ。

梅干を食べ終わると、ビンには「しそ」が残る。
それを何かに使えないかと、女房と話しているうちに、
チャーハンに入れてはどうか、ということになったのだ。
それで早速、やってみることにしたのだ。

しそ」は、細かく刻んでおく。

他の材料は、ニラ、キャベツ、ネギ。
それぞれをみじん切りにしておく。

このチャーハンの為に、昨夜たくさん炊いたご飯を、
電子レンジで温めてから、割りほぐした卵をあえて、
きれいな卵ご飯にしておく。

中華鍋を熱して多めに油を入れる。
熱くなったところに、卵ご飯を入れて炒める。

程よく油と卵が熱でお米に絡んで炒まったら、
ニラ、キャベツ、ネギを入れて炒める。

野菜がシンナリしたら「しそ」を投入。
全体に混ぜて絡める。

しそ」に十分、塩分を含んでいるから塩は控え、
味付けは、コショウを主体とした。
最後に、醤油を鍋肌に回し掛けて出来上がり。


お味の方はどうかというと、
酸味が凄く効いていて、すがすがしい味ではあった。

しかし、ちょっと塩辛かったなー。
塩はちょっとだけ振ったのだが、それが仇になった。
結構「しそ」に塩味があったようだ。

コショウの味も醤油の味も全然しなかったし、
ニラの風味も味もスポイルされていた。

何年もの間、梅干と一緒に漬かっていた「しそ」だ。
粘り強い味の深さと強さを見せ付けてくれた。

長男は「酸っぱくて美味しい」と言っていたが、
次男は苦味走った顔で「酢っぱーい」と辛そうだった。
ちょっと、大人の味だったかな?

初めて作ったにしては、出来はまあまあかな。

もうちょっと工夫するといいかもしれないが、
あいにく「しそ」はこれにて打ち止め。

また、梅干だけ食べて「しそ」が残った時に、
リベンジしてみよう。
Lunch Time Concert 2nd Season
今朝はゆっくり目覚めた。
ゆっくり起きたので、少々慌てて朝食を摂った。

身支度もそこそこに、出掛ける準備をする。

野外での演奏だから、衣装はラフな服装である。
ピッチリ着込むのは、ちとツライ。

長男はダメ顔がプリントされたTシャツに短パン。
次男は「魂」の文字がプリントされたTシャツに短パン。
僕は、ピンクのポロシャツに短パン。

まるでリゾートにでも行くような服装である。
打楽器の運搬もあるので、これくらいで丁度いいのだ。

楽器にタオル、水筒とペットボトルのお茶、
楽譜と譜面台、それぞれ3人分を車に放り込んで、
まずは、いつもの練習会場へ出発した。

前回までの練習では、曲の練習は十分にしたが、
曲順などの演奏内容は決まっていなかった。

やっぱり、お客さん参加型のカラオケ演奏が主体で、
楽曲もそういう曲目ばっかりなんだけどね。

演歌メドレーは、メドレーの3曲を分解して、
2コーラスの演奏をさらう。

イントロクイズ用に、最初から4小節だけの演奏
練習する。

そして、7曲をひと通り合奏する。
以上で2時間半の練習は終わってしまった。

楽団の昼食を摂る。
いつものおにぎり2個に500mlのペットボトルお茶。

打楽器を車に分乗して詰め込んで、
演奏会場へ移動する。

慌ただしく打楽器をセッティングして、
その前に金管軍団が並び、その前に木管部隊が並んだ。

各々がチューニングして、部分練習をしていると、
指揮者と司会者が定位置に立って、演奏時間になった。


今年は、ちょっと余裕だな。

繰り返し演奏している曲なので、
ダメなところは気合を入れて吹き込むし、
良いところはさっと吹き流すことができる。

いつもはバッチリなところで、
「あれ?」と思う演奏をするのは玉にキズだが。

でも、最近、特に新曲の「崖の上のポニョ」などは
見た楽譜の音符を頭で考えるよりも先に、
指が動いて音になって楽器から出ている、
って感じで演奏していることが多い。

音符を見ただけで指が反応できるようになってきた、
という証拠なのかな?

もしそうなのなら、ちょっと嬉しいな。
それが今はまだ不完全な状態で、
違和感を感じているのかもしれない。


今年のランチタイムコンサートは、楽しかった。
去年よりは『吹けたー』という印象があるからだ。
それに女房がこんなことを言っていた。

「ソロのところ、フルートのいい音がしてたよ」

それは僕も認めることなのだが、
こればっかりは自分じゃ確認できない。
女房でも他人は他人、客観的な評価は嬉しいものだ。

だが、女房はこんなことも。

「やっぱり、吹く技量の問題なのよね~」
「楽器のせいじゃないわ、これは!」

『安物のフルートでも十分』ということを、
女房が言っている訳ですね、はい。

嬉しい評価だけれど、ちょっと凹んだpapaでした。


長男は、相変わらず上手。
お気楽極楽の気分で吹奏してた。

後でみんなに「受験、頑張れよ」と発破を掛けられて、
長男も少々凹み気味であった。


次男は、またも司会の団長さんに紹介されていた。
照れて、ボーッと立っているだけの次男だった。

今回は美味しい「フィルイン」をもらった次男。
「フィルイン」というのは、目立つオカズ演奏のことだ。

イントロクイズやカラオケの演奏で、
何回かトライできたのだが、どれもイマイチ。
みんなに指摘されて、次男も凹み気味。

次男クン、いつもそう上手くは行かないって。
昨日もっと練習すればよかったのよ。


そんな訳で、家に帰ってから涼しい部屋で
撮ったビデオを見ながらの反省会。

次回は皆さん、頑張りましょ。
本番前日
明日は、楽団のランチタイムコンサート。

本番を明日に控えて、練習してるかというと
そーでもないんだな。

とにかく長男は、溜まった宿題を片付けないと。
特に読書感想文作文の宿題が問題だ。

次男は粗方終わっているが、読書感想文
親子読書プリントが残っている。

本は読んでしまったので、後は文章を書くだけなのだが、
なかなか、遅々として進まない。

papaのブログ書きの要領を半分分けてやりたいと
切実に思ったりもする。
あー、どうしてこう、文章が書けないんだろう!

仕方がないので、ブログ用の原稿を書きながら、
長男と次男の読書感想文にお付き合いした。

しかし、ちっとも書かねーな、こいつら!
こいつらがウダウダするから、何度怒鳴ったことか!

たまたま女房が、午前中に外出していて、
「帰ってくるまでには(感想文を)やっておきなさい!」
ときつく申し渡されているのを、
僕は目撃しているので、こいつらを脅してやったのだ。

「知らないぞー、かーちゃん、怒るぞー」
「たまには褒められてみろよ、『よくやったわね~』って!」
…今日の午前中、何度口酸っぱくなるほど言ったことか。

さすがに、次男は何か感じることがあったのか、
別室で隠れるように一生懸命やり始めた。

時々、長男がちょっかいを出しに行くので、
次男は「止めてよ~」と叫ぶし、
僕は「邪魔するな!」と怒鳴るし、
長男は「うるさいな~」とふて腐れるしで、
困ったものだった。

午後3時前に、女房が帰ってきたところで、
次男は、感想文と読書プリントをやり終えた。
長男は、感想文のみが完成。
ん、まぁ、出来た方かな。

その後は、先日長男の吹奏楽部が行った、
サマーコンサートのビデオ編集をやった。

案外、一曲一曲が長くてコーディングに
時間が掛かった。

今回のコンサートは1時間越えだったので、
曲直前から曲直後でカットインして、
1枚のDVDに入るように短めにまとめた。

オーサリングやDVDの焼き込みに時間が掛かるので、
その時間を利用して明日のコンサートの楽曲を練習した。

練習したといっても、目立つところ、ソロのところ、
美味しいところばっかりだけどね。
だって、カッコよく吹きたいんだもの。

ホントは、カラオケの予定もあるので、
オカズの部分も大事なんだけどね。

何だかんだで、練習したのはこれだけ。
大丈夫かなーと思いつつも、
良い意味でも悪い意味でも楽しむつもりなので、
これで良し!…と勝手に決め付ける。

さぁ、もう寝て明日に備えることにしよう。
サマコン
昨日は、長男達3年生の引退イベントである、
サマーコンサート」略して「サマコン」があった。

久しぶりに僕がビデオ撮影を行った。
いつもは僕自身も演奏するので、
撮影は女房に任せっきりであった。

開演30分前に、席を陣取った。
ホントは1時間以上前に来てリハーサルを見ると
ビデオの撮影ポイントが分かるのだが、
なかなか、その通りにはいかない。

サマコンは、全部で11曲。
4つのステージ(4幕ってことね)で構成されていた。


ファーストステージは2,3年による3曲。

サマコンが開かれた場所は、学校の体育館。
決して音響的には良いとは言えない。

だけれども、県大会に出場しただけはある。
縦の線が揃っていて、ピッチもバッチリ。

一昨年、長男が入部して最初のサマコンでは、
「なんじゃこりゃ」と思ったのだが、
2年経って、粒が揃った音とサウンドの厚みは、
進歩したなーと感じた。


セカンドステージ、最初の2曲は1年生の演奏。
歌で例えるなら、幼稚園の合唱のようなものだが、
1年生にとってはいい刺激だろう。

「頑張ってるなー、もっと頑張れよー」

そんなエールを心の中で送った。

セカンドステージ後半の3曲は、
2,3年の演奏と1年生の合唱。


そして、サードステージはコンクール曲の演奏。
課題曲と自由曲の2曲。

僕は初めて聴いたのだが、なかなか良かった。
頑張って練習したなーという感じだ。

特別に講師が付いて指導をいただいたみたいで、
その成果は絶大だったようだ。

金賞、県大会出場で銀賞と戦歴も輝かしく、
余裕だけでなく、貫禄さえ感じた。


最後のフォースステージは、全員で1曲。

感動的な演奏の後、しばらく余韻があったので、
「アンコールなのかな?」
と思っていたら、部長が
「これで終わります。ありがとうございました」
で締めくくられた。


長男が吹奏楽部に入って2年半、
よくここまで成長したなーと、
他人事のように感心している。

今年、1年生に男の子が2人、入ってくれたが、
それまでは男1人っきりの部活でよく頑張ったな。

ピアノの発表会では女の子ばかりだから、
場慣れしていることもあるけどね。

よく頑張って続けてくれました。
「はなまる」をあげましょう。


これで長男は、部活動から引退。
しばらくは楽器とおさらば、だな。

…と思ったら、明後日は楽団の演奏会だった。

いつ、勉強してくれるんだろう。
受験生なのに…。
3度目は金賞ならず
今日は長男の「吹奏楽コンクール県大会」だった。

残念ながら金賞ならず。
惜しくも銀賞に留まった。

上位大会出場でもなく、金賞でもないけれど、
帰ってきた長男の顔は晴れ晴れとしていた。

「やっぱり、上には上がいるなー」
「そんな中で、銅賞じゃなくて銀賞だったからな」
「まぁ、いいとこ行ったかなー」

自己満足している長男であった。
いやー、ちょっと天狗になってるなー。

「いつ酷評ばかりだから、たまには天狗にさせてよ~」

そう訴える長男に、女房は「小天狗くらいだわね」と
なだめていた。


さすがに3回目の県大会は強豪揃いなので、
簡単に金賞という訳にはいかなかった。

銅賞ぐらいが関の山かと思っていたが、
それでもなんとか、銀賞に引っ掛かっただけでも、
良しとすべきなのだろう。

今度の登校日に全校生徒の前で「凱旋演奏」をするらしい。
学校にとってもそれだけの快挙だったのだな。
改めて凄いことなんだと思った。


それから、トランペットのソロをまた褒められていた。
毎回講評で褒められているってことは、
それなり実力があるってことか。

思えば2年半という時間で、ここまで上手くなるとは
正直思っていなかった。
最初はどうなることかとヒヤヒヤしたこともあったっけ。
よく、ここまで頑張ったなぁ。

ちょこっとだけ褒めてあげましょ。


さぁ、明日は、長男の吹奏楽部を締めくくる、
「サマーコンサート」がある。
いわゆる「引退コンサート」だ。

また、明日レポートする予定である。
お楽しみに。
エレクトリカルショー
毎日、ホント、暑いですね。

でもここ2,3日は、夜にが降って
少し涼しくなった感じがある。

と言っても、ほとんど

「遠くで光ってるなー」とか、
「おお、稲妻が」なんて楽しんでいる。

光ってから音が聞こえるまでの秒数を数えて、
おおよその距離を計算したりして楽しい。

秒数に300を掛ければ、およその距離が出る。
「20秒くらいだから、6kmくらいかな」なんてね。

音も「ゴロゴロ、ゴロゴロ」のうちはいいが、
「ドッシャーン、ガラガラ」だと心理的によくない。

の降り方も半端じゃないね。
すぐに「大洪水警報」が出たりする。

こちらは田舎だからすぐに鉄砲水になることはないが、
それでも、激しいで増水することはある。

さっきまで、雨とが激しかったが、
もう止んでしまった。


雨が降り出す前に、
あまりにも窓の外がピカピカしているので、
次男と稲妻が光るのを見に、外に出た。

空のあちこちで白く光っていた。
時々、稲妻が走った。

「凄いね。枝分かれして光ってるよ」

次男はちょっと興奮気味。
だけど、ちょっと怖いようで、

「もう中に入ろうか」

と時々口にする。

「まだ大丈夫だよ。雨が降ってないから」

ぼくがそう言うと、勇気を奮って
その場で頑張っていた。

白く輝く稲妻が走ると、
目の中に残像が残る。
大自然が創り出す、一瞬の造形美。

そのうちに大粒の雨が落ちてきた。

「さあ、降って来たから家に入ろう」

そう言うと、次男は黙って足早に
玄関に急いだ。

「あー、怖かったんだー」

次男を冷やかすと、

「違うよ、雨にぬれそうだったからだよ」

と言い訳していた。

家の玄関で長男と女房が迎えてくれた。

「外で何やってたの?」と訊いたので、
を見ていたんだよ」と答えた。

「凄いね。空は光ってるね」と女房。
「おぉ、光ってる、光ってる」と長男。


「これがホントの『エレクトリカルショー』だよ」

そう言うと「ホントだね!」と家族全員が納得した。

美しくもちょっと怖い、天気ショーでした。
再び金賞
今日、長男の吹奏楽部コンクール第2弾が終わった。

このコンクールは、最初から県大会で、
本選大会への出場は、優勝校のみである。

今回は課題曲と自由曲の2曲を演奏、
自由曲はこの前の地区大会と同じ曲。
長男のソロはバッチリだったという。

もう1つの課題曲が大変だったのだ。
突然、長男に受難が降り掛かっていたのである。

昨日になって、課題曲の方もトランペットのソロを
言い渡されたのである。

ソロパートを吹く子が練習をサボっていて、
上手に吹けていなかったのである。

指導者が「お前はダメだ!(長男と)交代だ」と
言い渡したのだ。

いくら上手く吹けると言っても、
昨日の今日では、何ともならない。
昨夜は練習したが、唇がバテてしまった。

トランペットなどの金管楽器は、
マウスピースを当てた唇を震わせて音を出す。
唇が振動するため、唇の筋肉が疲労する。
その状態を「バテる」というのだ。

そのソロは「ミュート」という道具を使うのだが、
学校のミュートは、オールアルミのちょっとお古でガタガタ。
家にあるミュートは、底の部分がコパー(銅)のもの。
家のミュートの方がいい感じの音で演奏できていた。

「何とかなるでしょ」

そう言って、長男は家のミュートを持って、
準備万端で出掛けて行った。


さて、夕方になって長男をお迎えに行った時、
指導者の方から話を聞いた。

「自由曲はバッチリでしたよ」
「課題曲は吹けなくて残念がってましたけど」
「昨日の今日ですからね、よくやってましたよ」
「帰ったら、褒めてやってください」

ふむふむ、分かりました。
十分に褒めてやりましょうとも!

そして、長男が車に乗り込んだ時、
「ちっくしょー! 突然変わったからダメだった!」
「あいつが練習しないからダメなんだよ!」
と怒り心頭であった。

「まぁまぁ、そう怒らないで」
「『変わってすぐに吹けるのはプロぐらいですよ』って」
「そう言ってたよ、指導者のヒトが」

そう言うと長男はニヤケながらも、

「だから余計に『よくやった』って言わせたかった」

と悔しそうにしていた。
長男よ、それは贅沢というモノだよ。


「演奏してて気が付いたんだけど」

と長男が話し掛けてきた。

「マウスピースが、金メッキで」
「トランペット本体が、銀メッキで」
「そして、ミュートが銅」
「1人で『金・銀・銅』が揃いました」

その話で家族が盛り上がった。


結果は表題の通り、予定通りに金賞でした。

本選出場は無理としても、ホントは「奨励賞」とか
「市長賞」「教育長賞」の副賞が欲しかったみたい。
だけど、欲をかいちゃいけない。

明後日のコンクールは、全国大会「普門館」へつながる、
大切な大会である。

もちろん、全国大会の前にエリア大会もあるので、
そんなところを突破するのは全然無理だろうけれど、
せめて県大会で金賞を取ってほしいものだ。


とにかく、とりあえず、今日はご苦労さんでした。
ゆっくり休んでください。

…って書いているうちに、長男は寝てしまいました。
高級カレー
今日は贅沢をした。

いつか、使ってみたいと思っていた、
ハウスの欧風高級カレー「The CURRY」を
思い切って買った。

いつもはバーモントカレー
精々ジャワカレーで留まっていた。

陳列台のアイラインに置かれている、
憧れの高級カレーたち。

だけど、高くて手が出ない。
価格は2倍から3倍もするし、パッケージも大きくない。
そして、特価品になることはまずないのだ。

いつかは食べてみたい、高級カレー
いつかは作ってみたい、高級カレー


今日はついに、
「清水の舞台から飛び降りた」
のであった。


そのために、肉も牛にした。
やっぱり高級カレーだもの、驕らなきゃね。

ただし、国産牛は高くて断念。
替わりに、オージービーフで我慢。

ま、同じ牛だからいいよね。
…そう、自分に納得させた。


さて、作り方だが、いつものカレーと
特別なことはほとんどない。

いつも通りのニンジン、ジャガイモ、タマネギ。
ニンジンは乱切り、タマネギは細めのクシ切り。

ジャガイモは小芋が多かったので、
皮をむいたそのままか、半分に切った大きさで
使ってみた。

最初にフライパンで肉を炒めて鍋に入れ、
そのままのフライパンで野菜を炒める。

炒めた野菜を肉を入れた鍋に入れ、
水を注いで、煮込み始める。
沸騰したらアクを取る。

そして、ここからが高級カレーの、
高級カレーたる部分である。

この「The CURRY」には、
『煮込み用ブイヨンペースト』なるものが
添付されているのである。

これは、アクを取って15分ほど弱火で煮込んだら、
このペーストを投入するのである。

グツグツと煮えたところへ、ブイヨンペースを入れる。
バルサミコ酢のツンとした香りと共に、
ソースの風味が鍋に中に広がった。

味見してみると、既にポトフ状態。
醤油を垂らしたら「肉じゃが」だなと思った。

しばらく煮込んでから火を止めて、
少し温度が下がるのを待つ。

そして、ルウの投入。

うーん、溶け方がしなやか。
すーっと形が無くなってゆく。
さすがは高級、何かが違うなー。

溶かしてから火を入れてひと煮立ち。
これで完成。

今日は更に豪華に、スーパーの惣菜コーナーで
1個50円のコロッケも購入した。
そう、コロッケカレーなのである。

さて、ご飯をよそってコロッケを載せて、
カレーを掛ける。

それでは、いただきまーす。

辛口と中辛を使ったので辛めではあったが、
サラッとしていて、楽しめる辛さであった。

「これでもか!」とただ辛いだけのカレーではなく、
野菜や肉の旨味が自然に出た、優しい辛さだった。

次男も「辛いけど美味しい」と3杯食べていた。
当然、長男も3杯であった。


憧れの高級カレー。

ビックリするようなモノではなかったが、
ジンワリと染み渡る美味さがそこにはあった。

値段が高いのにはそれなりの理由があるんだなと、
改めて思った次第だ。

今日も美味しゅういただきました。
熱中症気味
昨日は暑かったですねー。
今日も暑いですけど。

昨日はグランドのテントの下で、
一日中過ごしたので、いささか熱中症気味。

どれだけ水分を取ったか、分からないくらい。
500ccのペットボトルで最低でも5,6本。

おまけに、朝5時起きで朝食を食べてなかったので、
昼飯の仕出し弁当が美味しかったー。

こーゆー時って塩分が足りなくなるみたいで、
仕出し弁当のおかずって結構濃い味付けだけど、
全然濃く感じなくて、逆に薄く感じた。

何かしている訳ではないのだけど、
ただ炎天下にいると思うだけで、
頭がボーッとしてくる。


家に帰ってまずしたことはシャワー

よく、海水浴場にある水道水のままのシャワー
あれをやりました。
温水のシャワーだと、火傷しそうな感覚だったし、
日焼けが痛いので、やむなく冷水にした。

息と心臓が止まりそうだったけれど、
皮膚に掛かるとヒンヤリして気持ちいい。

風呂から出て、冷たい麦茶を飲んで、
一休みしたけれど、まんじりともせず。

室内の冷房もガンガン効かせているけど、
火照った身体に冷気が浸透していかない。
更に扇風機で風を当てて、なんとか心地良くなった。

気持ちよくなって、布団の上でゴロゴロして、
テレビを見ていたら、スヤスヤと寝てしまいました。


久しぶりにドーッと疲れた感じで、
こんなに早寝したのも久しぶりだった。

それで、今日も調子がイマイチ。
今日はゆっくりさせていただきました。
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