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主夫の、
日々、是精進。
solo
昨日、楽団練習から帰ってきてクタクタだった。

どうしてクタクタになったかは、
順を追って、これから書くことにしよう。


昨日から次回の演奏会に向けての練習が始まった。

長男はもちろん、次男も本格的に参加した。
次男は、なぜか『ジュニア』と呼ばれている。

練習に来たら、最初にスネアドラムを持ってきて、
 叩く練習をしてくださいね」

次男は素直に「はいっ」と返事をしていた。

「ジュニア君、次回からこうしてください」

リーダーの人に、そう申し付けられていた。

…ってなことで、次男のお世話取りでクタクタになった、
という訳ではない。


表題からお察しいただけたかもしれないが、
今度演奏する楽曲の1曲にソロパートがあるのだ。
それで、四苦八苦したからだ。

次回の演奏会では4曲、演奏する。
4曲のうち3曲は、楽団としては過去に演奏した曲。
しかし、僕にとっては新曲同然。

まぁ、それはいいのだ。
いつものことだから。
問題は、残りの1曲である。

最近流行った曲の吹奏楽アレンジである。
まだ出版されたばかりの楽曲で、
楽団も初めて演奏する曲である。


楽譜を渡されて確認する。
確かに「フルート2nd」になっている。

前回の演奏会で、1stと2ndで音が違っていた。
違和感アリアリだったのは、
僕が勝手にユニゾンだと思っていただけの話で、
元々の楽譜から違っていたのだ。
それを知らずに演奏していた訳だ。

今回は、そんなことがないように、
この曲は最初から確認すべく、
ファーストさんの楽譜と見比べてみた。

おやおや?
1stより2ndの方が五線の段数が多いぞぉ?

段数が多いということは小節の数が多い訳で、
小節が多いということは音符が多いのだ。

要するに、この曲は1stより2ndが『おいしい』のだ。
『おいしい』というのは、以下の様相を呈する訳で…。

よ~く見比べると、ハモる部分がたくさんある。

そして、曲の中間部分と後半部分に、
『solo』の文字が書かれていたのだ。

それも、さりげな~く、だ。

おい、おい、おい! ソロだよ、ソロ!!

…『おいしい』ってのは大変なんだぁ。


さて、個人練習を切り上げて、曲合わせに入る。

「初見だからそこそこ出来ればいいや」と開き直るが、
ソロがあることが分かっているので、異様に緊張する。

シドロモドロの部分があるが、スルスルと進んでゆく。
あっちこっち間違えながら、遂にソロの部分へ。

タララ~、タタタター、タッタタ~~、…。

おぉ、1回目の初見で何とか上手く吹けた。
でも2回目は落ちまくりで、ガックリ。
3回目、4回目はボチボチだなぁ。

この後に、他の1曲を合奏したが、
もうその頃には、精も魂も尽き果てていた。


帰りの車の中で、いつもの反省会。

「お父さん、目立ってたね」
「大らかに気持ちよく『ソロ』を吹かないとね」

相変わらず、先輩顔で励ましてくれる長男。
次男は自分のことで精一杯、疲れた表情だった。

「どう? 楽しい?」

そう次男に聞いてみた。

「うん、楽しい。僕、頑張るよ」

と嬉しそうに答えてくれた。
そうか、楽しかったか。良かったな~。


家に着いて車を降り、荷物を持つと肩が痛い。
それに、腹筋や腕が痺れたようになっている。

「あれ? 何だか体が痛いなー」

それもそのはずだ。
緊張で全身に力が入っていたようだ。

疲労と筋肉痛。

出掛ける時は、そんな素振りすらなかったが、
帰ってきた時は、ガクガクのクタクタ。
こんなに疲れたのは、初めてだ。

本番はあっと言わせようなどとは考えていないが、
ちょっと上手く吹けるようになりそうな予感。
だって、嫌でも練習しなきゃならないでしょ?

気合を入れて、練習を頑張りますっ!
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