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主夫の、
日々、是精進。
新しい先生
今日はピアノの日であった。

…と言っても、
「我が家のピアノで演奏会をした」
なんて訳ではない。

長男は、今日から新しいピアノ先生に師事したのだ。

長男にとって、3人目の先生になる。
今度の先生は何百人も教えてこられたベテランで、
娘さんは、立派な演奏家になっているのだ。
それに、最初に習っていた先生の、先生である。

とりあえず今日は、最初の1回目。
長男の様子を見ながら指導方針を決めた。

やっぱり長い間、電子ピアノだったので、
その癖が残っているという。

グランドピアノは叩かないと音は鳴らない。
そういう「弾き方」を身に付けなければならない。

グランドピアノを入れてから1ヶ月くらいして、
長男がピアノを弾く度に「肩が痛い」と言っていた。
それは、奏法の違いから来る身体の反応だったのだ。

ゆっくり時間を掛けて、奏でる一つ一つの音に
磨きを掛けてゆくのだ。

前途は多難だが、長男は嬉しそうだった。

「指の使い方を一つ一つ説明してくれた」
「指の動かし方、鍵盤の叩き方を教えてくれた」

目から鱗が落ちる思いだったという。

「厳しいかもしれない」
「だけど、ピアノを弾きこなしたいなーと思った」

そう語った長男には、新しい世界が開けたようである。


そして、今日は次男もレッスンの日なのだ。

次男は、長男の最初の先生に師事している。
最近は長男とピアノを奪い合うように練習している。

長男は、次男のピアノを聞きながら、
「そこ、違う!」
などと指導している。

すると次男は、
「うるさいなー」
と無視して、自分なりの練習をしている。

「今日はとっても練習が出来てましたよ」
と、次男は褒められていた。

面白いものである。
兄弟で無言のプレッシャーを掛け合い、
お互いに切磋琢磨しているのである。

2人共に頑張って欲しいものだ。
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