fc2ブログ
主夫の、
日々、是精進。
秋の吹奏楽祭2007
今日が、演奏会の本番である。

「秋の吹奏楽祭」と題された演奏会。
地域の小学校、中学校、高校のブラスバンドも
集まっての演奏会だ。

朝から演奏会を行うホールに息子と行った。

段取りは、ほとんど生徒と学生が行うらしい。
息子は学校のブラスバンド部員なので、会場作りへ。

僕は初めての経験なので、
何をどうしていいか、分からない。

楽団員は控え室で練習を始めたので、
僕も早速、練習を開始する。

あー、憂鬱。

とりあえず、目標はゲネプロ。
ファーストさんが本番しかこないので、
ソロっぽいところや、メロディのところを
練習する。

練習すればするほど、
練習で出来れば出来るほど、
不安になる。

そして、楽団のゲネプロの時間になった。
座る席を確認して座る。

予定が押しているので、
すぐに曲を始める。

演奏曲は4曲。

1曲目は、ピッコロさんもフルートで吹くので、
多少のことは、OKであった。

そして、2曲目からは僕1人でフルート。
…案の定、落ちました。

落ちるところまでは行かない部分もあったが、
それでも「シドロモドロ」な感じ。

とりあえず、役目を果たした。
この段階で、唇が少々腫れ気味であった。

満を期して、ファーストさん登場。
クラリネットさんに「嬉しそうですね」と言われた。
実際、その通りだ。
多少は気が楽になった。

お昼を食べてから、いよいよ本番。
13:30から開演だが、楽団は一番最後の出演になる。
なので、空いた少しの時間で練習をする。

「そろそろですよ」の声に、
楽器と楽譜を持って、楽屋でスタンバイする。

前の団体が終わって、いよいよだ。
多少席順が変わったが、
そんなことは気にならない。

もう、観客など目に入らない。
指揮者と楽譜を見るので、精一杯。

1曲目は「通り過ぎていった」って感じ。

さぁ、2曲目からだ。
「とりあえず順調かな」と思ったが、
何かが違う。

そして、3曲目。
こともあろうか、ファーストさんが落ちた。
出だしのタイミングを外したようだった。

それに釣られて僕も吹きそこなった。
一番、フルートが美味しいところを
見事に陥落。

最後の4曲目。
ここからは、もう外しまくり。
オクターブ下がった音しかでてこない。
もう唇がヘタってきたようだ。

おまけに、楽譜のページをめくったら、
アンブシェアが崩れで、音が出ていない。
歌口が外れていたのだ。
それさえも気付かない程、唇の感覚が
おかしくなっていたのだ。

ズタボロで、傷心の演奏であった。
時間が経つ程に、口惜しさがこみ上げてくる。

毎度のことだが「今度こそは!」と思う、
懲りない僕である。


演奏自体はご覧の通りの様だが、
不思議に楽しかったのだ。

丁度、学園祭でのコンサートのノリだ。
爽快感と達成感、そして満足感。

仲間内でよしよしの雰囲気かもしれないが、
それはそれで、今は心地良い。

ただ、前回の夏の演奏会の時も思ったが、
それの繰り返しを思うばかりだ。

「もっと練習しよう」
「練習して上手くなりたい」
「上手くなったら、演奏会がもっと楽しい」

そんな良い循環に持って行きたいと思った。


さて、先輩である息子の、今日の一言。

「お父さん、よくやったね」
「落ちなければ、もっとよかったね」

息子よ、言葉を付け足さなくてもいいぞ!

そして、もう一言。

「今日は楽しかった」

やっとトランペットで、満足のいく演奏が
出来たようである。


これで一段落、と思ったら大間違い!

実は、来週も演奏会があるのだ。
来週に向けて頑張らねば!

もー大変なんですぅ。
スポンサーサイト



copyright © 2007-2011 ship-papa "主夫の、" all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.