久しぶりに料理の話である。

昨日、栗をもらった。
たくさんではないが、
家族で栗ご飯が食べれる位はあった。

栗って面白い。
もらった時に聞かなかったせいもあるが、
一見して「生」か「茹で」かが判らない。

たぶん「生」だろうということで、
女房は皮を剥いた。

「栗ご飯にしてね」

そう言い残して、女房は細かくした栗を
冷蔵庫に放り込んだ。

女房は栗ご飯の炊き方を説明してくれたが、
いつもの炊き方と違うのは、
塩を入れることらしい。
お酒も入れた方が良いと言う。

…うむ。
リスニングでは解らない。
ビジュアルで訴えてくれないと。

仕方がないので、女房に隠れて、
ネットで検索。

お酒とお塩を入れるのは解った。
出し昆布を入れても良いらしい。
洗った米の上に、栗を置くのだな。

よし！
レシピは了解した。


今日の夕方、次男に米を洗わせて、
僕が栗ご飯への仕上げをする。

栗を米の上に、パラパラパラ。
塩、適量をサラサラサラ。
酒、適量をトクトクトクトク。

よし、これで準備万端！

程よくうるかして、炊く。

炊き上がりは、上々。
栗を満遍なくするようにかき混ぜて
茶碗に盛る。

あ！ 昆布を入れるのを忘れた！
あぁ、グルタミン酸の旨味がない。
忘れたものは仕方がない。

子どもも女房も美味しいと言って
食べてくれた。

ま、適当なレシピだったが、
とりあえず、成功。

美味しゅういただきました。