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主夫の、
日々、是精進。
置き去り
今日は、子ども達には申し訳なかった。

というのも、今日は午前と午後で仕事だった。
しかし、お昼で一旦家に帰る予定だった。

子ども達は、午後からそれぞれ、
プールと部活に行く予定だったからだ。

しかし、仕事が長引いてしまい、
どうしてもお昼に帰れなかったので、
家に電話を入れた。

次男が電話に出た。

「もしもし、お父さんだけど」
「はい」
「ご飯食べた?」
「食べたよ」
「予定通りに?」
「うん、カップラーメン食べたよ」
「お兄ちゃんもか?」
「うん、食べたよ」
「じゃあ、プールに行くのか?」
「うん」
「気を付けて行ってね」
「ん、分った」
「じゃあね」
「うん」

ガチャ。

子ども達が出掛けたあとの家に戻ってみると、
カップラーメンの器が洗ってあった。

最近、次男はカップラーメンが
作れるようになったのである。

たかがカップラーメン、
湯沸しポットからお湯を注ぐだけなのだが、
お湯を扱うので火傷をしないか、
親としては非常にハラハラするのだ。

とりあえずは「クリア」したみたいだ。

午後からの仕事があったので、
そちらに出掛けてゆく。

またもや仕事が長引いて、
次男が家に帰るまでには帰れなかった。

電話をして、帰ったかどうか確認した。

「もしもし、お父さんだけど」
「はい」
「ちゃんと帰ってきた?」
「うん」
「お兄ちゃんは?」
「まだ帰ってきてないよ」
「そう。もうすぐ帰るからね」
「ん、分った」
「じゃあね」
「うん」

ガチャ。


子ども達だけで留守番することは、
今までにもあった。

しかし、自分達でを掛けて
家を出て行くことは、多分、
初めてだったと思う。


仕事を辞めて主夫になった頃には
こんなことが出来るようになるとは、
毛頭考えもしなかった。

だけど、よくよく考えてみれば、
自分もこういう時があったなぁ、
と思い返した。

「子どもは成長していくのだ」

そのこと身をもって実感した一日だった。
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